配線・チューブ一覧
マークチューブ
マークチューブとは
制御盤の配線作業などで使用する印字されたチューブです。 マーク(Mark)は「目印」という意味で、マークチューブは「目印となるチューブ(Tube)」のことをいいます。
マークチューブの使い方
マークチューブには、絶縁・配線ミスの予防とメンテナンス作業を容易にするという役割があります。
ひとつの制御盤内で電線の両端に取り付けて使用するため、マークチューブは基本偶数になります。配線管理を行う上で印字された文字や記号だけが頼りとなるため、小さなチューブであってもとても重要な役割を果たします。
材質、サイズ
材質は軟質PVC(ポリ塩化ビニル)で、難燃性に優れ、柔らかいことが特長です。
サイズは、内径が3mmから6.2mmまでの6種類です。
印字される文字
通常は電気図面に記述されている数字/英字を印字しますが漢字や記号が記されることもあります。配線番号が印字されることから、線番とも呼ばれることもあります。
※お手持ちのチューブ印字プリンタがあれば、メーカー問わず印字可能です。
仕様
色 | 白 |
---|---|
材質 | 軟質PVC(ポリ塩化ビニル) |
主要寸法図
型式 | 内径(mm) | 材質 |
---|---|---|
NMT075 | 3.0 | 軟質PVC(ポリ塩化ビニル) |
NMT125 | 3.2 | |
NMT200 | 3.6 | |
NMT350 | 4.2 | |
NMT550 | 5.1 | |
NMT800 | 6.2 |